居抜きのチェックポイント
居抜き物件は初期費用を抑えられるということで人気がありますが、だからと言って安易に借りることは避けたいものです。内装や設備が劣化している場合は、撤去したり改装したりということも必要になり、逆に費用がかさんでしまう場合もあります。
そのため、事前にきちんと確認することが大切になります。チェックポイントとしては、まず最も重要なのが立地と利便性です。業種にもよりますが、多くの場合、駅からの距離や人通りの多さという部分は気にする部分です。例え物件価格が安いからと言っても安易に決めずに、きちんと検討をしたい部分です。これが問題ないようであれば外装のチェックをします。例えば、看板を設置したい場合はどのような大きさの看板まで設置可能なのか、他にテナントがある場合はそれらとの兼ね合いなどは事前の確認が大切です。そして、内装のチェックとなりますが、これについては非常に細かくチェックをしたい部分となります。
特に設備関係は要チェックであり、水道の配管が傷んでいたり、空調があっても動かないということがあるかもしれません。動かせる場合は実際に動かしてみて確認をしたいものです。また、この際に不必要なものが残っている場合、その撤去費用がどうなるのかの確認も大切です。できれば、不動産会社や大家さん側で撤去をしてもらい、その上で借りることができないのかというお願いをするのが良いかもしれません。